魅せます!手の技

わさだ工務店の自慢のタネは、職人です

私が「どこにも負けない」と胸を張れるものの筆頭に、わさだ工務店の職人の存在があります。木が大好きな父(現会長・佐保汎彦)が工務店を始めた時に、本格和風住宅に取り組んだことから、必然的に腕の良い職人たちが集まってくれるようになりました。

職人の世界では、繊細で複雑な和風建築をこなすことができれば、他のどのような住宅建築もできると言われています。だから私も安心して家づくりの現場を任せることができるのです。ホームページを見てくださっているみなさんに、職人たちの仕事への思いをお伝えしたくて、重い口を開いてもらいました。どうか聞いてください。

 

 

大工棟梁 丹生 登 大工歴50年

大工の仕事は”段取り”が基本です

いましている作業ですか?これは「ひかりつけ」と言って、丸太と丸太を合わせる作業です。丸太の表面の凸凹をもう一方に写し取り、隙間なくぴったり合わせるというもので、単純ですがおそろしく手間がかかる作業です。でも仕上がった時に、2本の丸太が吸い付いたみたいにぴたりと合っていればきれいですもんね。そのためには時間がかかっても気を緩めず、丁寧にやらないとね。

 

わさだ工務店の家は、一軒一軒みんな違うところが魅力ですね。図面通りにつくるわけではなくて、大工ならではの工夫を現場で入れていけるところも面白いです。良い仕事をするために必要なことですか?やはり段取りでしょうね。言われてから動くのではなくて、常に先を読んで準備しておく。だから明日の段取りまでして、初めてきょうの分の仕事が終わるんです。「棟梁の現場はいつも片付いているね」と言われるけれど、これも段取りの一つ。片付けておかないと、次の作業に移れないじゃないですか。

最近ね、嬉しいことがあったんですよ。お客様の子供さんで小学校1年生くらいの坊やが、やけに私の後をついて回っているなあと思っていたんです。そうしたらその坊や、クリスマスプレゼントに何がほしいかって聞かれて、「地下足袋」って答えたらしいんですよ(笑)。かわいいでしょう?しかも私の真似をして、紙コップに釘やネジをきちんと整理して入れているんですよ。こういう子供がいれば日本の未来は明るいね。彼にはぜひ大工になってもらわなくちゃ!

 建具職人 今村達也 職人歴24年

以前は東京でシステムエンジニアをしていました。いずれは故郷に戻ろうという気持ちがあったので、父が始めたこの仕事を継いだのですが、そうなって初めて、父がいかに手抜きのない誠実な仕事をしていたかを思い知らされました。今では父の築いてきた信用を裏切らないことを肝に銘じて、基本に忠実に、間違いのない仕事をしていきたいと思っています。

建具に様々な意匠が施されるようになったのは、江戸時代のことだと言われています。単なる仕切りや明り取りとしてではなく、内部意匠の要として重要な役割を担うようになっていったのです。複雑な形の組子や細工が考え出され、それをつくり出すための道具も工夫されていきました。私のところにも特大から極小まで、種類もサイズも様々な道具があって、どれくらいあるものか自分でもよく見当がつかないほど(笑)。それだけデザインのパターンも豊富だということですね。

わさだ工務店の家づくりでは建具はすべてオーダー。なので現場に行って寸法を採る時に、家の佇まいをよく心に刻みつけ、家族構成などもお聞きした上で、建具に使う材木の種類やデザインを考えます。建具は毎日使うものだから、まず使っていて気持ちのいいものであることが鉄則。また、決して目立ち過ぎず、なおかつ周囲を引き立てるという役割も果たさなくてはりません。このさじ加減がむずかしいところ、いつもそこで悩みます。

でもそうやって悩むからこそ面白いので、流れ作業みたいに建具をつくれって言われたら、私はきっとできないでしょうね(笑)。私達職人を信頼してくれて、ある程度自由に裁量させてくれるわさだ工務店には感謝しています。いちいち口には出しませんが、その恩は仕事でしっかりお返ししなきゃ、と心に決めているんです。

 

ここにもわさだ工務店のこだわりが!

こだわりの職人たちがつくる、わさだの家。
こんな工夫もされています。

深い軒

軒を深くすることで、夏の陽射しが直接部屋に入るのを防ぎ、冬の低い陽射しだけを取り込みます。外壁が雨に濡れるのを防ぐという役割ももっています。

また、深い軒はデザイン的にも美しく、敷地から少し控えた建物が、懐の深い佇まいを感じさせます。

犬走り

わさだ工務店では「犬走り」と言って、軒下にあたる建物外周部を鉄筋コンクリートで固める工事を行っています。基礎工事の時に配筋を行い、床下と一体になっているため、雨降りの際に土壌の湿気を家の中に呼び込みにくくするという役割を持っています。

古家などを解体する際、犬走りがあるとなかなか壊れないという実例もあり、強度的にもふんばりがきくと言われています。

牛梁(うしばり)

家の端から端まで、桁行方向に1本の長い梁を通したものを「牛梁」と言います。建物の四隅の柱を踏ん張った牛の足に見立て、それを支える背骨という意味で「牛梁」と呼ばれているそうです。柱の上に渡し、小屋梁を中間で支えることによって、構造強度を増す役割を果たします。

巨大な牛梁がずんと通った様は壮観で、長年住宅建築に携わっている我々でも、何度見ても感動を覚える程です。

建物の形によっては「牛梁」を施工できない場合があります。

※「牛曳き梁」ともいいます。

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