スタッフブログ

「子どもとの約束は、絶対に守らんとな」と、突然鳴った携帯。

夏休みに息子と釣りに行く約束をしてくれた職人さん。

「30分後に、ナントカの信号で待っちょって」

(え・・・)

あれよあれよという間に

海に着いて、沖に出て、チャプチャプと波にゆられ(汗)

 

 

釣れると

「上手いぞ~、これなら負けんっちいう、自分を持っとけよ。

仕事も同じで。お、いいぞ~」とおだてられ

 

釣れなくなったら、

「こんな時もある。おいちゃんも1匹も釣れんで帰ったことも何回もある。

仕事も一緒で。ダメやったらすぐ次のことを考える。いいな」と諭される。

「うん。うん。」と、息子がうなずき

 

 「仕事も遊びも、場数を踏むこと。 」

「魚に来てほしいと思ったら、こっちが誘わんとな。人も一緒で!

(仕事と釣りは、一緒か・・)

と思いつつ

「はい」「はい」と、私もうなずく。

 

「もし一匹も釣れんかったら、かわいそうやけん、朝釣っておいた」と

魚を持たせてくれ

「じゃあ、またな」って。

 

「オレ、握手してくる」と、職人さんの手を握り

「ちゃんと約束守ってくれたなぁ・・」と、心の貯金をした息子。

 

 

大人はこうやって子どもに背中を見せるんだ。

私も大事な貯金ができました。 

 

 

記事一覧|2012年10月

ページトップへ